年末になるに連れて盛り上がってくるのが紅白歌合戦ですよね。
毎年紅白歌合戦はものすごい視聴率となります。
国民的番組と言ってもおかしくないでしょう。
11月に紅白歌合戦に出場する歌手と司会者が発表されます。
紅白歌合戦の出場者と司会者の発表も盛り上がりますよね。
紅白歌合戦に出場することは多くの歌手の夢でもあるでしょう。
基本的には1年間でヒット曲を出さなくては紅白歌合戦には出場できません。
出場したくても出場できない歌手の人がほとんどです。
それだけ見ている人も多いですからね。
紅白歌合戦の視聴率の歴代ってどのぐらいなのでしょうか。
紅白歌合戦の最高視聴率や歌手別についても知らべてみました。
紅白歌合戦の視聴率歴代
紅白歌合戦の視聴率は毎回高いことで知られています。
国民的番組と言ってもいいですからね。
最も注目の大きい歌番組なので視聴率も高くなりますよね。
紅白歌合戦は様々な年代やジャンルの歌手が出場するのも視聴率が高い理由でしょう。
昔は演歌歌手の人が多く出場していましたが、
最近では紅白歌合戦の出場者でも演歌歌手は半数程度です。
年々演歌歌手の出場者は減っている傾向にあります。
日本の音楽が多様化しているので、
紅白歌合戦に出場する歌手も様々なジャンルになりました。
紅白歌合戦の視聴率ですが高いというのは知っています。
しかしどれほどの視聴率をとっているのか気になりますよね。
NHKで紅白歌合戦が放送されている時間帯と同じ時間帯の民放の番組は、
わざと日付や時間をずらすほどですからね。
逆にここ数年はあえて紅白歌合戦の放送時間に主力の番組を当てることもあります。
しかし視聴率で見ると紅白歌合戦の方が高いんです。
それほど紅白歌合戦の視聴率は群を抜いているということですね。
以下が紅白歌合戦の視聴率の歴代の記録になります。
記録が残っているのは1962年の第13回からになります。
また1989年の第40回からは2部制になっています。
放送年 | 放送回 | 勝敗 | 視聴率 |
1962年 | 13回 | 白 | 80.4% |
1963年 | 14回 | 紅 | 81.4% |
1964年 | 15回 | 白 | 72.0% |
1965年 | 16回 | 白 | 78.1% |
1966年 | 17回 | 紅 | 74.0% |
1967年 | 18回 | 紅 | 76.7% |
1968年 | 19回 | 白 | 76.9% |
1969年 | 20回 | 紅 | 69.7% |
1970年 | 21回 | 紅 | 77.0% |
1971年 | 22回 | 白 | 78.1% |
1972年 | 23回 | 紅 | 80.6% |
1973年 | 24回 | 紅 | 75.8% |
1974年 | 25回 | 紅 | 74.8% |
1975年 | 26回 | 白 | 72.0% |
1976年 | 27回 | 紅 | 74.6% |
1977年 | 28回 | 白 | 77.0% |
1978年 | 29回 | 白 | 72.2% |
1979年 | 30回 | 紅 | 77.0% |
1980年 | 31回 | 紅 | 71.1% |
1981年 | 32回 | 白 | 74.9% |
1982年 | 33回 | 紅 | 69.9% |
1983年 | 34回 | 白 | 74.2% |
1984年 | 35回 | 紅 | 78.1% |
1985年 | 36回 | 紅 | 66.0% |
1986年 | 37回 | 白 | 59.4% |
1987年 | 38回 | 紅 | 55.2% |
1988年 | 39回 | 白 | 53.9% |
1989年 | 40回 | 紅 | 1部 38.5% 2部 47.0% |
1990年 | 41回 | 白 | 1部 30.6% 2部 51.5% |
1991年 | 42回 | 紅 | 1部 34.9% 2部 51.5% |
1992年 | 43回 | 白 | 1部 40.2% 2部 55.2% |
1993年 | 44回 | 白 | 1部 42.4% 2部 50.1% |
1994年 | 45回 | 紅 | 1部 40.1% 2部 51.5% |
1995年 | 46回 | 白 | 1部 44.9% 2部 50.4% |
1996年 | 47回 | 白 | 1部 41.6% 2部 53.9% |
1997年 | 48回 | 白 | 1部 40.2% 2部 50.7% |
1998年 | 49回 | 紅 | 1部 45.4% 2部 57.2% |
1999年 | 50回 | 白 | 1部 45.8% 2部 50.8% |
2000年 | 51回 | 紅 | 1部 39.2% 2部 48.4% |
2001年 | 52回 | 白 | 1部 38.1% 2部 48.5% |
2002年 | 53回 | 紅 | 1部 37.1% 2部 47.3% |
2003年 | 54回 | 白 | 1部 35.5% 2部 45.9% |
2004年 | 55回 | 紅 | 1部 30.8% 2部 39.3% |
2005年 | 56回 | 白 | 1部 35.4% 2部 42.9% |
2006年 | 57回 | 白 | 前半 30.6% 後半 39.8% |
2007年 | 58回 | 白 | 前半 32.8% 後半 39.5% |
2008年 | 59回 | 白 | 前半 35.7% 後半 42.1% |
2009年 | 60回 | 白 | 前半 37.1% 後半 40.8% |
2010年 | 61回 | 白 | 前半 35.7% 後半 41.7% |
2011年 | 62回 | 紅 | 前半 35.2% 後半 41.6% |
2012年 | 63回 | 白 | 前半 33.2% 後半 42.5% |
2013年 | 64回 | 白 | 前半 36.9% 後半 44.5% |
2014年 | 65回 | 白 | 前半 35.1% 後半 42.2% |
紅白歌合戦の最高視聴率
上述したように紅白歌合戦の視聴率はものすごい高いものとなっています。
テレビ離れが騒がれている現在ですが、
それでも35%を軽く超えている視聴率ですからね。
これほどまで高視聴率な番組は紅白歌合戦意外ないでしょう。
しかも毎年のことです。
紅白歌合戦は1960年台と1970年台は脅威の視聴率です。
70%超えは当たり前で80%以上の視聴率のときもあります。
つまり殆どの人が大晦日に紅白歌合戦を見ていたということになりますね。
この時代は紅白歌合戦意外に面白いと思える番組が少なかったのかもしれません。
テレビ番組だけで娯楽が少なかったですからね。
現在ではインターネットやゲームもありますし、
民放のテレビ番組も力を入れています。
紅白歌合戦の最高視聴率となっているのは1963年の第14回です。
この時の視聴率は81.4%を記録しています。
紅白歌合戦の最高視聴率というか日本のテレビの最高視聴率です。
第14回の紅白歌合戦が歴代最高視聴率となっているのですが、
瞬間最高視聴率はこの年の85.3%です。
五月みどりさんが「一週間に十日来い」の歌唱中になります。
それにしても紅白歌合戦の最高視聴率81.4%というのはすごいですね。
そんな視聴率の数字を実際見たことはありません。
本当に大人気番組だという証拠ですね。
これからの時代では紅白歌合戦の最高視聴率を超える番組はでないでしょう。
テレビ自体がそこまで見られていませんからね。
今後もこの記録は実質破られることのない記録です。
ちなみに紅白歌合戦の最高視聴率2位は1972年の第23回の80.6%です。
紅白歌合戦の最高視聴率3位は1962年の第13回の80.4%になります。
紅白歌合戦の最高視聴率は3位までが80%を超えているんです。
4位以降も75%を超えている状態ですからね。
本当に紅白歌合戦は国民的番組ということがわかります。
紅白歌合戦の歌手別視聴率
紅白歌合戦の視聴率は番組が進行していく毎に上がっていく傾向があります。
フィナーレに近づくと視聴率が上がるんです。
ですから前半に出場する歌手よりも後半に出場する歌手の方が視聴率がよくなります。
やはり紅白歌合戦は大トリを誰が歌うのかっていうのと、
赤と白どちらが勝つのかっていうのが気になりますからね。
大晦日に忙しい人も多いと思いますが、
時間が深くなることによりゆっくり紅白歌合戦を見ようという人も多いのでしょう。
紅白歌合戦の視聴率が全体的に高いのはわかりましたが歌手別ではどうなのでしょうか。
2000年以降の紅白歌合戦の歌手別の最高視聴率トップ3を調べてみました。
その結果SMAPはやはりすごいんだなっていうのがわかりましたよー。
以下が2000年以降の紅白歌合戦の歌手別の視聴率トップ3です。
放送年 | 放送回 | 1位歌手名/視聴率 | 2位歌手名/視聴率 | 3位歌手名/視聴率 | |||
2000年 | 51回 | 小柳ゆき | 51.8% | 小林幸子 | 51.8% | SMAP | 51.8% |
2001年 | 52回 | 氷川きよし | 52.4% | CHEMISTRY | 52.4% | ザ・ドリフターズ | 52.2% |
2002年 | 53回 | 中島みゆき | 52.8% | 小林幸子 | 51.1% | 五木ひろし | 50.9% |
2003年 | 54回 | SMAP | 57.1% | 小林幸子 | 50.6% | はなわ テツandトモ | 50.1% |
2004年 | 55回 | 小林幸子 | 46.0% | 天童よしみ | 46.0% | 松平健 | 45.6% |
2005年 | 56回 | SMAP | 48.6% | ゴリエ | 47.7% | 倖田來未 | 47.2% |
2006年 | 57回 | SMAP | 48.8% | 倖田來未 | 47.3% | DREAMS COME TRUE | 47.3% |
2007年 | 58回 | SMAP | 43.9% | 秋川雅史 | 42.2% | DREAMS COME TRUE | 42.2% |
2008年 | 59回 | 羞恥心 with Pabo | 47.8% | コブクロ | 46.8% | 氷川きよし | 46.5% |
2009年 | 60回 | DREAMS COME TRUE | 50.1% | SMAP | 48.7% | 北島三郎 | 48.6% |
2010年 | 61回 | SMAP | 48.9% | DREAMS COME TRUE | 47.2% | いきものがかり | 45.2% |
2011年 | 62回 | SMAP | 48.2% | EXILE | 45.7% | いきものがかり | 45.2% |
2012年 | 63回 | SMAP | 49.4% | いきものがかり | 47.9% | プリンセス・プリンセス | 47.6% |
2013年 | 64回 | 北島三郎 | 50.7% | DREAMS COME TRUE | 50.0% | AKB48 | 48.5% |
2014年 | 65回 | 松田聖子 | 47.5% | 嵐 | 46.3% | SMAP | 46.1% |
紅白歌合戦が4分間視聴率で民放に負けた
紅白歌合戦は毎年高視聴率を獲得することで知られています。
民放も紅白歌合戦には視聴率争いで勝てないと思っている時期もあったようです。
その証拠に元々紅白歌合戦の裏番組で放送していた番組を、
別の日に変えるという措置を取りましたからね。
しかし最近では紅白歌合戦の視聴率に負けない番組作りをしています。
その成果が現れた瞬間があるんです。
なんと紅白歌合戦の放送中に4分間だけですが視聴率を超えた番組がありました。
それは2003年の大晦日です。
毎年恒例の紅白歌合戦が放送されていました。
その裏番組として放送されたのがTBSの「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」です。
当時は空前のK-1ブームでしたからね。
年越しの格闘技イベントとして放送されました。
対戦カードはボブ・サップ対曙です。
一番の目玉の試合でした。
23時00分から23時03分の間の4分間ではありますが、
紅白歌合戦より「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」の視聴率が上回ったんです。
これは歴史的なことですよね。
紅白歌合戦の視聴率はものすごいものですが、
民放の裏番組でも紅白歌合戦の視聴率を上回ることができるということが証明された瞬間です。
さすがに平均視聴率では紅白歌合戦にはおよびませんが、
可能性を感じる4分間となったはずです。
この後は紅白歌合戦が放送されている時間帯でも、
各民放の放送局が視聴率を取ろうとさまざまな企画を放送しています。
いつの日か紅白歌合戦の視聴率を完全に超える日がくるかもしれませんね。
まとめ
紅白歌合戦の視聴率の歴代についてでした。
紅白歌合戦の最高視聴率あ歌手別の視聴率についても紹介しました。
やはり紅白歌合戦はものすごい番組だということがわかりますね。
しかし紅白歌合戦の視聴率を数分間だけでも超える番組が民放にはあります。
これは意外だったかもしれません。
それほど紅白歌合戦は国民的番組で見ている人が多いですからね。
紅白歌合戦の視聴率は毎年高いのですが、
徐々に落ちているとも見ることができます。
テレビを見る人が減ってきたのも理由の1つでしょう。
今年の紅白歌合戦はどのぐらいの視聴率となるのでしょうか。
民放の番組がどこまで紅白歌合戦の視聴率を奪えるのかも見所ですね。