初詣やひな祭りなんかのお祝い事の時に甘酒を飲む人も多いですよね。
寒い日なんかに甘酒を飲むと体が温まりますし落ち着くようにも思います。
味もお酒が苦手な私も飲めるぐらい美味しいですしね。
ここ数年甘酒がちょっとしたブームになっています。
美容効果か健康にも甘酒はいいみたいなんです。
最近はテレビや雑誌で甘酒が取り上げられることが多くなりましたよね。
やはり美容や健康に効果があると聞くと飲んでみようかなという気持ちになります。
寒い日に甘酒を飲むのもいいですが夏に飲むのもいいみたいですし。
甘酒の効果と自分で甘酒を作る作り方を紹介します。
炊飯器と米麹があれば甘酒が簡単に作れます。
甘酒の効果
甘酒は美容にいい!健康にいい!と言われています。
女性芸能人やモデルの人も甘酒を好んで飲んでいる人が多いとか。
甘酒は日本に昔からある飲み物です。
甘酒がずっと愛されているということは素晴らしい効果が期待できそうですよね。
甘酒は「酒」とう字が入っていますがお酒ではなく基本的には清涼飲料水に分類されます。
アルコールは1%未満なんですよね。
そのためアルコールが苦手な人も甘酒は飲めるという人が多いです。
実は私もアルコールは苦手なんです。
しかし甘酒はお酒の味も臭いもしないので飲みやすい。
むしろ甘酒を飲むと落ち着くような気がします。
甘酒には2種類あります。
甘酒を作る時の原料が違うんですよね。
1つは酒粕を使う甘酒ともう1つは米麹を使う甘酒です。
お酒が好きという人は酒粕の甘酒の方が好きかもしれません。
私のようにお酒はちょっと苦手だなという人は米麹の甘酒がいいでしょう。
市販されている甘酒の場合は多くが酒粕を使った甘酒になります。
森永製菓の缶の甘酒は酒粕と米麹をブレントして作っているようです。
甘酒は美容や健康にいいと言われますよね。
でも具体的にはどのような効果が甘酒にあるのでしょうか。
以下が甘酒の主な効果です。
- 美肌
- 疲労回復
- ダイエット
- 夏バテ防止
- 便秘解消
- リラックス
- 冷え性改善
- 抗酸化作用
- 健忘症抑制
- 乾燥改善
- 皮脂抑制によるニキビ予防
- 目の下のクマの改善
- 髪のつやの改善
- 朝の目覚めの改善
現時点でこれら多くの効果が甘酒を飲めば得られると言われています。
甘酒にはものすごい効果があることがわかりますね。
男性にももちろんいいですが女性には特にありがたい飲み物ですよね。
甘酒の効果の中でも特に気になるのは美肌効果と疲労回復効果ではないでしょうか。
やはり女性にとっていつまでも綺麗な肌でいたいものです。
疲れが残っていると元気に過ごすことも難しいですもんね。
甘酒の美肌効果と疲労回復効果についての実験結果があります。
甘酒の美肌効果
某大学で10人の学生に対して甘酒を4週間飲んでもらいました。
甘酒を飲むタイミングは寝る前です。
実験前と実験後で肌のキメの状態を測定します。
甘酒を飲んだ10人の学生のうち8人が肌のキメが整うという結果になりました。
肌のキメが整ったことにより肌荒れも減少し潤いが増しました。
肌が整った事により乾燥も防げ余分な皮脂の分泌も減るようです。
正常な肌を取り戻してくれるということですね。
甘酒には必須アミノ酸が含まれています。
人の肌や腸などは必須アミノ酸を必要としています。
甘酒を飲むことによって必須アミノ酸をこれまでよりも摂取することができ美肌効果が生まれました。
甘酒は腸にもいいので便秘解消なんかの効果も期待できます。
腸が健康になると免疫力の向上なんかも期待できます。
体の中から綺麗になることができると考えられますね。
まさに甘酒には美肌効果があると言える実験結果となりました。
甘酒の疲労回復効果
甘酒の疲労回復効果についても実験が行われています。
運動をする学生に甘酒を飲んでもらったところ疲労度が30%も軽減されました。
甘酒にはビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1には疲労回復効果が期待できます。
昔から甘酒は飲まれていましたが栄養ドリンクとして飲まれていたほどです。
甘酒の疲労回復効果は夏バテにも有効です。
夏バテは気温差からくると言われています。
甘酒を飲めば気温差のストレスが軽減し夏バテになりにくくなります。
甘酒には様々な効果があることがわかりました。
スーパードリンクと言われるだけのことはありますね。
そんな甘酒ですが自分で作ることができることをご存知でしょうか。
通常はすでに甘酒として売っているものや加熱して作るものを買うことが多いですよね。
家庭でも炊飯器と米麹があれば自分で簡単に甘酒を作ることができるんです。
炊飯器と米麹で自分で作る甘酒の作り方
甘酒を家庭で自分で作るのは簡単です。
材料もそれほどありませんし炊飯器があれば甘酒を簡単に作ることができます。
思っていたより作り方も簡単なので挑戦してみましょう。
酒粕の甘酒ではなく米麹の甘酒の作り方です。
甘酒の材料は以下です。
- 乾燥された米麹・・・400g
- 60℃のお湯・・・800mlから1200ml
甘酒を作るのには米麹とお湯だけがあればいいんです。
米麹は普段家にない場合もありますよね。
しかし米麹はスーパーや通販でも購入できるのでそこまで用意するのも簡単ですよね。
甘酒を作る時に調理器具として用意するものは以下です。
- 炊飯器
- 布巾
甘酒を作る時は炊飯器を使います。
普段家でお米を炊いているなら問題ないでしょう。
布巾も使うので準備しましょう。
米麹と炊飯器を使った甘酒の作り方は以下です。
米麹を炊飯器に入れる
まず乾燥米麹400gを炊飯器に入れます。
米麹によっては固まってしまっているかもしれません。
その場合はできるだけほぐしてから炊飯器に入れてください。
お湯を炊飯器に入れる
60℃のお湯800mlから1200mlを米麹の入った炊飯器にいれます。
熱湯ではなく60℃のお湯を使うので注意が必要です。
熱湯を入れてしまうと甘酒の成分が壊れてしまう可能性があります。
お湯の量は米麹の量の2倍から3倍入れます。
できた甘酒をドロっとさせたいかサラッとさせたいかの好みでお湯の量を調節してください。
私の場合はサラッとさせたほうが好きなので1200ml入れます。
お湯を入れた後は米麹を平らにならしてください。
ムラがないようにした方がいいですもんね。
炊飯器に布巾をかぶせて保温ボタンを押す
炊飯器の蓋は開けたままの状態でそのまま上に布巾をかぶせます。
そして炊飯器の保温ボタンを押します。
炊飯ボタンではなく保温ボタンなので注意してください。
4時間待つ
炊飯器の保温ボタンを押してから4時間待ちます。
この待ち時間で発酵していき甘酒になっていきます。
ミキサーにかけるか濾す(好み)
4時間待つと甘酒が完成しています。
できたのを見てみるとおかゆっぽい感じになっていると思います。
米麹の粒が結構大きいんですよね。
気にならない人はこの状態で完成です。
このままだと甘酒が飲みにくいなという場合はミキサーにかけるか濾したほうがいいでしょう。
米麹と炊飯器で自分で簡単に作る甘酒の作り方でした。
ほとんど作業はしないで甘酒を作ることができますね。
炊飯器に米麹とお湯を入れて保温ボタンを押すだけですからね。
なんと簡単なのでしょうか。
甘酒の保存や飲み方や飲むタイミング
手作りした甘酒の保存期間は冷蔵庫で10日ほどです。
冷凍保存すれば1ヶ月から2ヶ月ぐらいは大丈夫ですができるだけ早めに消化した方がいいでしょう。
作るのも簡単なので作り置きをしておく必要もないかなと思います。
甘酒の飲み方は水や牛乳や豆乳で1:1ぐらいの割合で割ると美味しいです。
他にもヨーグルトに甘酒を砂糖代わりに入れるといいとか。
私はまだヨーグルトの上には載せたことないですが今度やってみようと思います。
甘酒を飲むタイミングは基本的にいつでもいいようです。
ちょっと小腹が空いた時に甘酒を飲むのもいいでしょう。
腹持ちもいいのでお菓子を食べ過ぎるよりはいいかなと思います。
夜に甘酒を飲めばリラックス効果も期待できます。
ぐっすり眠れて朝の目覚めも良くなります。
甘酒の効果でも記載しましたが疲労回復効果もありますからね。
甘酒が美容や健康にいいからと言っても飲み過ぎはよくありません。
1日に甘酒を飲む量は1杯か2杯にしておいた方がいいでしょう。
まとめ
甘酒の効果についてでした。
甘酒には美容や健康に関する効果がいろいろとあるようです。
特に美肌効果とか疲労回復効果が甘酒にあるのは嬉しいですよね。
炊飯器と米麹を使った甘酒の簡単な作り方も紹介しました。
炊飯器に米麹とお湯を入れて保温ボタンを押すだけで甘酒ができます。
めちゃめちゃ簡単なレシピですよね。
料理が苦手という人も自分で甘酒を作ることができますね。
甘酒はここ数年注目を集めています。
昔から日本では甘酒が飲まれてきましたからね。
長く愛されてきた甘酒にはやはりすばらしい効果があるんですね。