スタジオポノックをご存知でしょうか。
アニメを制作する会社になります。
日本のアニメ映画だとジブリが有名ですよね。
しかし今後日本のアニメ映画界に一石を投じるのではと思われるのがスタジオポノックです。
スタジオポノックはジブリと関係が深いんです。


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スタジオポノックができてからはまだそれほど経っていません。
新しく作られたアニメ制作会社です。
CMやポスターや映画なんかを製作しています。
2017年にはスタジオポノックにとって初めてのアニメ映画である「メアリと魔女の花」が公開されます。
スタジオポノックとジブリの関係や独立した理由について紹介します。

 

スタジオポノックはジブリのスタッフが設立

日本のアニメ映画界に君臨するのがスタジオジブリでしょう。
本当に心に響く映画をいくつも製作してくれました。
それぞれ思い出に残っているジブリ映画があるはずです。

 

個人的にはとなりのトトロが思い出深いです。
最初に見た時は友人の家だったと思います。
となりのトトロを見ながら焼き芋を焼いて食べたという不思議な体験をしました。

 

天空の城ラピュタも人気ですよね。
テレビで放送されるとバルス祭りなんかも毎回起こります。
ツイッターがものすごい賑わいますよね。

 

千と千尋の神隠しは日本歴代興行収入で2017年2月時点で1位です。
興行収入自体は300億円を超える程の大ヒット映画ですからね。
日本だけでなく世界中で見られた日本アニメ映画になります。

 

スタジオポノックとジブリには深い関係があります。
スタジオジブリのスタッフが独立してスタジオポノックを設立したんです。
スタジオポノックが作られたのは2015年4月15日のことでした。

 

スタジオポノック設立後の2015年6月にはCMを製作し発表しています。
スタジオポノックとしての第1弾のCMが以下です。

 

CMを見るとわかりますがなんとも暖かい雰囲気がありますよね。
ジブリに出てきそうなアニメだと思います。
むしろジブリ映画か間違えるぐらいの作りです。

 

このCMを制作したのが元ジブリの百瀬義行氏です。
ジブリ時代には監督も務めましたが他にも様々な担当をしています。
例えば原画だったり演出だったりCGだったりです。
ですので広く深くアニメ映画を知っている人物でもあります。

 

百瀬義行氏はジブリでは火垂るの墓や耳をすませばやもののけ姫などに携わっています。
オールマイティーになんでもこなすことができる人物でしょう。

 

スタジオポノックの社長は西村義明氏です。
西村義明社長も元ジブリで働いていました。
製作やプロデューサーという立場でジブリ映画を製作しています。

 

西村義明社長の関わったジブリ映画はハウルの動く城やかぐや姫の物語や思い出のマーニーなどがあります。
どれも大ヒットした映画ですよね。
これまでのジブリ映画になくてはならない存在となっていました。

 

スタジオポノックが2017年に公開するのがメアリと魔女の花です。
スタジオポノックの長編アニメ映画としては初めての作品となります。
メディアでも大注目されている作品ですね。

 

メアリと魔女の花を監督するのが米林宏昌氏です。
米林氏も元ジブリに所属していた人です。
千と千尋の神隠しや崖の上のポニョなどで原画を担当していたのが米林氏です。

 

名前を上げたスタジオポノックの人々は全員ジブリ出身です。
ジブリを退社しスタジオポノックを立ち上げたメンバーということになります。
経験も豊富で実力もあるので今後スタジオポノックはジブリの大きなライバルとなるのではないでしょうか。

 

しかし気になるのはジブリから独立しスタジオポノックを作った理由ですよね。
新しくアニメ制作会社を作った理由とはなんだったのでしょうか。

 


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ジブリを離れスタジオポノックを作った理由

スタジオポノックのキーマンと言われるのが西村氏と米林氏です。
元々二人はジブリでアニメ映画を製作していましたが退社しスタジオポノックを立ち上げました。

 

なぜジブリを離れてスタジオポノックを作ったのか。
スタジオポノックを作った理由が気になるところです。

 

スタジオポノックが作られた理由はジブリの制作部門の解散が大きく関わっているようです。
2013年に宮﨑駿監督の引退発表がありましたよね。
その数カ月後に鈴木敏夫プロデューサーからジブリの制作部門が解散するという話を聞いたようです。

 

ジブリの制作部門は年間20億円の人件費がかかると言われています。
この金額が確かであれば映画が大ヒットしないと給料を払えない状況になってしまいます。
これまでのジブリ作品は大ヒットした映画も多かったのですが今後はどうなるかという岐路に立たされたようです。
宮﨑駿監督が映画を作らないとなるとジブリにとっては金銭的にも大打撃ですもんね。

 

それでも西村氏と米林氏はアニメ映画を作りたいという思いが強かったみたいなんですよね。
ジブリで製作に関わっていた人のほとんどはアニメを作って多くの人に見てもらいたいという思いがあるでしょう。
今後もアニメ映画を作るために西村氏と米林氏はジブリを退社しスタジオポノックを設立しました。

 

スタジオポノックのスタッフはジブリ出身者が多いようです。
実に8割程度がジブリ製作に関わっていた人達なんだとか。
ということはクオリティは間違いないということですね。

 

スタジオポノックはジブリからの独立組の会社ということになります。
となるとスタジオポノックとジブリは仲が悪いのかというのも気になるところです。
しかしスタジオポノックとジブリが犬猿の仲というわけでもないようです。

 

スタジオポノックを立ち上げる際に宮﨑駿監督とあって話をしたようです。
映画の製作に入った後にも宮崎監督や高畑監督とも会っているようです。
新作映画の話をしたら宮崎監督は喜んでくれていたようです。
むしろ応援していると言ったほうがいいかもしれません。

 

会社としては同業のライバルということになるでしょう。
しかし人同士の間ではそういうギスギスした関係にはなっていないみたいです。
アニメ映画って子供も大人も見るのでちょっと安心しますね。

 

スタジオジブリの宮﨑駿監督もスタジオポノックの西村氏と米村氏に触発されたのかもしれません。
どうやらジブリの宮﨑駿監督が新作の長編映画の製作の準備を始めたという情報もあります。
鈴木敏夫プロデューサーの発言なので間違いないでしょう。

 

2016年は映画「君の名は。」も大ヒットしました。
日本のアニメ映画が活発になってきたような印象があります。
スタジオポノックも勝負をする時になったように感じますね。

 

他にもアニメ映画を製作しているスタジオはいくつもあります。
素晴らしい作品を作ってくれるのではないでしょうか。
子供が見ても大人が見ても楽しめる作品を作ってくれることを期待したいです。

 

まとめ

スタジオポノックはジブリからの独立組が制作したアニメ製作会社でした。
西村氏と米村氏でスタジオポノックを立ち上げました。
これからはスタジオポノックの映画を多く見ることになるかもしれませんね。

 

ジブリを離れスタジオポノックを作った理由はジブリの制作部門の解散が理由のようです。
西村氏も米林氏もまだまだアニメ映画を作りたいという思いがあったようです。
スタジオポノックのスタッフの8割程度はジブリの製作に携わっていた人みたいです。

 

今後はスタジオポノックのアニメも注目されそうですね。
すでに第1弾となるメアリと魔女の花は大注目されています。
公開されるのが楽しみです。

 

2016年は君の名は。が世界中で大ヒットしました。
ジブリも宮﨑駿監督で長編映画の制作準備に取り掛かっているようです。
日本のアニメ映画がまた盛り上がってきそうな気がします。

 

日本のアニメ映画は世界でも人気ですからね。
アニメで日本文化を伝えるのもいいのではないでしょうか。
日本のアニメクリエーター達が素晴らしい作品を作ってくれると思います。


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