ネネツ族という民族をご存知でしょうか。
ロシアの極北地方の先住民族なんですよね。
最近日本のテレビでもたまに見かけることがあります。
環境的にかなり厳しい生活をしているのですがどうしてそんな場所に住んでいるのでしょう。
めちゃくちゃ寒そうな地域に住んでいるので私なら耐えられないかもしれません。
ネネツ族は生肉が食事のようなんです。
日本でも生肉を食べることがありますがネネツ族の場合は本格的です。
以前オードリーの春日さんもネネツ族のいる場所に行ってソリレースをしていました。
ネネツ族の服や家や人の名前などを調査してみます。
ネネツ族の場所も紹介しますね。
ネネツ族は生肉が食事
ネネツ族を調べてみた人は生肉を食事にしている写真や動画を見た人もいるでしょう。
私達からすると結構衝撃的ですよね。
日本人も生肉を食べますが料理の食事として食べます。
例えば馬刺しだったり鳥刺しだったりです。
お店の食事でも出てくるので食べたことがある人が多いですよね。
しかしネネツ族が生肉を食べる際は私達の食べる様子とは違います。
狩りをしてそのまま生肉を食べるという感じです。
本当にワイルドだなという印象がありました。
ネネツ族が食べる生肉はトナカイが多いようです。
トナカイの肉なんて食べたことないですよね。
いったいどんな味なのでしょうか。
しかしネネツ族の食事はトナカイの生肉だけではありません。
どうやらネネツ族は魚も結構食べているようです。
さすがにトナカイの生肉だけが食事ではないみたいです。
おそらく他にも食べているでしょう。
例えば木の実とかですね。
野菜とかはあまり食べられないと思うので栄養のバランスは良くないかもしれません。
ネネツ族はトナカイと一緒に生活しています。
トナカイが食事を求めて移動するのに従ってネネツ族も移動して生活するようです。
つまり遊牧民族ということですね。
トナカイは2ヶ月から3ヶ月すると移動するようなので一緒にネネツ族も移動します。
そのため田畑を作るということはできないようです。
ただ街に行った際には買物とかをしているのではないでしょうか。
ネネツ族の服や家
ネネツ族の服はものすごい暖かそうなんですよね。
ネネツ族が住んでいるのはロシアのシベリアですからね。
寒さに強いとは言っても暖かい格好をしなくては生活することはできないでしょう。
ネネツ族の服はトナカイの毛皮を使って作られた民族衣装を着ています。
トナカイの毛皮っていうのもすごいですね。
あまり聞いたことがありません。
なんだか高級品のような気もしてきます。
男性は黒や紺を基調としたデザインのコートになっています。
女性の場合は様々な模様の入ったオシャレなデザインです。
やはりネネツ族もオシャレとかには気を使うんですね。
ネネツ族の服はトナカイを6頭から7頭ぐらい使っているようです。
トナカイの生肉を食べるのでその時の毛皮で作っているということでしょう。
子供も同じようにトナカイの毛皮を使った服でなんだか可愛らしいですよ。
フード付きの服が多いようです。
やはり外は寒いので頭まで暖かくなるようにということでしょう。
隙間風が入ってこないように首元は少しキツめに作られているみたいなんですよね。
ネネツ族の家はチュムと呼ばれています。
移動することが多いので簡単に作れる様な家になっているようです。
ネネツ族の人が家を作る時間は1時間30分です。
めちゃくちゃ早いですよね。
ネネツ族の家の中心にはストーブが設置されます。
ストーブの周りに板を敷いて床を作ります。
床ができたら木で骨組みを作っていきます。
できた骨組みに巨大な布をかぶせて家のできあがりとなります。
ネネツ族の家の布もトナカイの皮でできています。
家1件分だとトナカイ100頭分みたいですよ。
遊牧民族の人は家を作るのも大変なのかなと思いましたが1時間30分程度で作れてしまうというのは驚きですね。
もちろん作り慣れているということもあるでしょう。
私達が作ったら何時間もかかるでしょうね。
ネネツ族の名前
ネネツ族の人達ってどんな名前なのか気になりますね。
そこで名前についても調べてみました。
ネネツ族の名前を調べた感じだとスラーヴァ・バラキレフやサーシャという名前がありました。
ユーリ・フディという名前のネネツ族もいるようです。
やはりロシアなのでネネツ族もロシア人っぽい名前なのかなと思います。
ネネツ族の人数は約4万5000人と言われています。
ロシアでは男性ならアルチョムやアレクサンドルという名前が人気です。
女性ならソフィアやマリアという名前が人気のようです。
ネネツ族の人の名前もロシアで人気の名前の人もいるのではないでしょうか。
ネネツ族の服装を見てもオシャレに気を使っているみたいですからね。
名前についても可愛い名前やカッコいい名前を付けているのではないでしょうか。
ネネツ族の場所
ネネツ族がいる場所も気になるところです。
写真が動画を見てもめちゃくちゃ寒そうな場所に住んでいますよね。
ネネツ族の住んでいる場所はどこなのでしょうか。
ネネツ族の住んでいる場所はロシアのヤマル半島という所のようです。
シベリアのネネツ自治管区にある半島です。
ネネツ族の全員がヤマル半島にいるわけではないようですが数千人は住んでいる場所のようです。
ヤマル半島の場所を地図で見ると以下になります。
ヤマル半島の大部分は永久凍土に覆われているとか。
永久凍土ということはずっと地面が凍結しているということです。
日本とは比べ物にならないぐらい極寒の地ということになりますね。
2007年にはネネツ族の人がマンモスが冷凍状態になった物を発見しています。
これまで発見されたマンモスの中でも1番状態がよかったようです。
ただ、ネネツ族の言い伝えではマンモスは不吉なものとされているようです。
マンモスなんてめったに見れませんよね。
しかしネネツ族の住んでいる場所にはまだまだマンモスが冷凍状態になっているのではないでしょうか。
そういう厳しい環境でネネツ族は生活しているということですね。
まとめ
ネネツ族は生肉を食事として食べています。
主に食べる生肉はトナカイなんだそうです。
ネネツ族は生活をトナカイとともにしているので食事もトナカイが多いということですね。
他には魚なんかも食べるようですよ。
ネネツ族の服や家はトナカイの皮でできています。
服も結構オシャレで暖かそうですよね。
家はトナカイ100頭分の皮を使って作っているようです。
ネネツ族の名前についても紹介しました。
ロシアに住んでいるのでロシア人っぽい名前の人が多いようです。
見た目はロシア人というよりもモンゴルや日本にいそうな感じですよね。
ネネツ族が住んでいる場所はロシアのヤマル半島という場所です。
ヤマル半島だけではないようですが数千人のネネツ族が住んでいるみたいです。
人が住む場所としてはかなり厳しい環境でしょうね。
ネネツ族について紹介しましたが本当に過酷な生活をしているのがわかります。
しかし結構明るい性格なのかなという印象もありました。
オードリーの春日さんとも仲良さそうにしていましたからね。
ネネツ族と日本人とは全然違う生活をしています。
ネネツ族の人が日本にきたらどんな反応をするのでしょうか。
ちょっと見てみたい気持ちもありますね。