てるみくらぶの破産が大きな話題になっていますね。
3月24日にトラブルが発生し本サイトでも取り上げました。
その時にすでに倒産の噂があったんですよね。
3月27日はてるみくらぶは東京地裁に破線手続開始の申し立てを行いました。
これにて本当にてるみくらぶは倒産ということになります。


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てるみくらぶ破産で返金金額はどうなるのでしょうか。
格安ツアーということで利用していたりすでに入金してしまった人も多いようです。
保険とかで旅行代金が全額返金されるのならまだいいのですが。
てるみくらぶ破産で返金金額や連絡先を紹介します。
保険で全額返金っていうのは無理なのでしょうか。

 

てるみくらぶ破産での返金金額と連絡先

てるみくらぶの破産はかなり大きな出来事となっています。
それだけ利用していた人が多かったということでもありますね。
海外に格安ツアーで行きたい人にとっててるみくらぶは人気の旅行会社でした。

 

私達一般人もてるみくらぶを多く利用していましたが芸能人でもかなり利用している人が多かったようです。
矢部みほさんは韓国旅行に行く予定でしたがてるみくらぶの破産でいけなくなりました。
ブッチャーブラザーズのぶっちゃあさんはハワイ旅行に行くはずがてるみくらぶの破産で静岡になったようです。
両名ともに旅行代金はすでにてるみくらぶに入金済みだったようなので思いっきり被害にあっています。

 

アンガールズの山根さんもてるみくらぶを使ったことがあるとか。
数日前には広告も家にきていて見ていたようです。
フジテレビのバイキングにてるみくらぶのチラシを持ってきていましたからね。

 

てるみくらぶの倒産は旅行業界でもかなり大きな出来事となりました。
旅行業界では戦後4番目の規模での倒産のようです。
てるみくらぶの負債額は151億円にもなるようなんですよね。

 

ある話によるとてるみくらぶは2年前ぐらいから資金繰りが上手くいっていなかったようです。
新聞などに広告を出したけどそれでもうまくいかなかったと。
試行錯誤をしたけどここにきて破産ということになったようなんですよね。

 

気になるのはてるみくらぶの破産で返金金額はどうなるのかです。
かなり多くの人がてるみくらぶを利用していたので破産の影響は大きいですよね。
旅行代金を全額返金してくれればまだいいのですがどうなのでしょうか。

 

てるみくらぶ破産の返金金額は支払った旅行代金の1%程度ではと言われています。

 

1%の返金って・・・っていう感じですよね。
20万円すでに支払っていたとしたら返金金額は2000円ということになります。
私達消費者からするとお金を捨てたのも同然といった返金金額です。

 

テレビのインタビューなどを見ていると150万円ぐらいすでに振り込んでいる人もいました。
この人も1%しか返金されないとすると1万5000円です。
この程度の返金金額で納得できる人はいないですよね。

 

てるみくらぶの負債額は151億円です。
このうちの99億円が利用客への負債となっています。

 

てるみくらぶは日本旅行業協会に加盟しています。
日本旅行業協会に加盟していると破産や倒産となったときに保険のような保証金があります。
ただこの保証金の額がてるみくらぶの場合は最高でも1億2000万円なんです。

 

てるみくらぶの破産で返金手続きを申請している人数はすでに2万5000人程度です。
今後もさらに返金手続きをする人は増えるでしょう。
到底保証金の額ではまかなえきれない額となります。

 

保証金1億2000万円では全額返済はできないので申請があった額の割合に応じて按分されます。
結果的にてるみくらぶ倒産での返金金額は旅行代金の1%程度になるのではと言われています。

 

てるみくらぶ破産で返金金額を請求する連絡先は日本旅行業協会です。
日本旅行業協会のHPから申し出をしてください。
名前や住所などを入力し申請すると6月中旬頃に案内書類が送付されてきます。
案内が届いたらすぐに申し出をしましょう。

 

てるみくらぶ破産の返金金額の連絡先の電話番号も記載しておきます。

  • 日本旅行業協会:03-3592-1252、03-3592-1253
  • てるみくらぶ「お客様専用ダイヤル」:03-3499-7555

 

てるみくらぶの連絡先も記載しましたが日本旅行業協会に問い合わせるのがいいでしょう。
てるみくらぶには電話も殺到し繋がりにくい状態となっていると思います。
なにかわからないことがあったら日本旅行業協会に電話してみるのがいいかもしれません。

 


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てるみくらぶ破産は保険で全額返金できる?

てるみくらぶの破産で保証金という保険のようなものがあります。
しかし上述したように保証金では全額返金はできない金額となっています。
返金される額は入金した旅行代金の1%程度になるのではと言われています。

 

てるみくらぶの旅行代金とは別に旅行保険を契約している人もいるでしょう。
旅行保険に関してはてるみくらぶとは全く別の会社となっています。
すでに保険会社によっては保険料が返金される手続きが開始されました。

 

てるみくらぶお旅行保険を取り扱っていたチャブ損害保険(Chubb損害保険株式会社)では返金手続きが開始されました。
チャブ損害保険は支払いなどの書類があれば旅行保険の返金は全額してくれるようです。

 

チャブ損害保険の連絡先は以下になります。
03-6364-7060(午前9:00~午後5:00)

 

電話は現在かなり混み合っているでしょう。
チャブ損害保険のHPからも問い合わせることが可能です。

 

旅行保険に関してもすぐに返金とはならないようです。
現在てるみくらぶに旅行保険を入金した人の情報を問い合わせている状況みたいなんですよね。
しばらく時間はかかるかもしれませんが旅行保険を返金してもらうようにしましょう。

 

てるみくらぶの旅行保険が一括してチャブ損害保険が請け負っていたのかはわかりません。
もしかすると他の保険会社もあるかもしれませんね。
旅行の申込みの控えなどを確認した方がいいでしょう。
基本的に旅行保険は全額返金してもらえるのではないでしょうか。

 

旅行保険はそこまで高額ではありませんからね。
旅行の日数が増えれば数万円ということにもなるかもしれませんが数日であれば数千円です。
旅行代金全体からするとかなり少ない金額となります。

 

しかしてるみくらぶの破産で旅行にも行けない状態であれば確実に旅行保険は返金してもらいましょう。
下手するとてるみくらぶの旅行代金の返金よりも旅行保険の返金の方が額が高くなる可能性もあります。
旅行保険に関しては忘れがちなのできちんと返金してもらったほうがいいでしょう。

 

返金はいつ頃される?

てるみくらぶの破産で返金金額の返金を申請した際にいつ頃お金が戻ってくるのか気になりますよね。
全体の額も大きいですし返金申請数も多いのですぐに返金ということにはならないようです。
手続きにはかなり時間がかかるようなのでそのつもりでいましょう。

 

現時点ではてるみくらぶの破産での返金はいつ頃かというと2017年12月から2018年1月になる見込みです。

 

日本旅行業協会のHPにも8ヶ月から9ヶ月程はかかる見込みという記載がありました。
そのため返金は今年の年末から来年の年始になるのではと思われます。

 

これだけ待っても返金額は1%程度だとすると納得いかない人も多いですよね。
本当にツラいなという感じがします。

 

旅行保険の返金についてはそこまで遅くならないのではと思います。
とはいえ数カ月はかかるでしょうね。

 

てるみくらぶの破産に関しては集団訴訟の動きも出てきています。
集団訴訟をして返金額が増えたりするのかは疑問が残ります。
しかし被害にあわれた人の事を考えると返金金額1%では納得できませんよね。

 

まとめ

てるみくらぶ破産で返金金額はいくらなのかについてでした。
てるみくらぶ破産での返金金額は旅行金額の1%程ではと言われています。
つまりほぼ返金されないということのようです。

 

てるみくらぶ破産での返金についての連絡先も紹介しました。
基本的には日本旅行業協会の連絡先に申し出るのがいいでしょう。
てるみくらぶの連絡先も記載しましたすでに破産しているのであまり当てにはできないでしょうね。

 

てるみくらぶの破産で返金は保険でどうにかなるのではと思いましたが上述したようにどうにもなりません。
日本旅行業協会の保証金よりもかなり大きな額になっています。
申し出者の旅行代金を按分して返金金額が戻ってくるので1%程と言われています。

 

旅行保険は別でてるみくらぶが破産しても全額返金されるでしょう。
すでに保険会社によっては旅行保険の返金手続きが開始されました。
旅行保険についても忘れずに返金申請するようにしましょう。

 

てるみくらぶ破産で返金はいつ頃行われるかというと2017年年末から2018年年始ぐらいだと思います。
日本旅行業協会のHPに8ヶ月から9ヶ月かかるとの記載がありました。
旅行保険の返金時期についても数カ月はかかりそうです。

 

てるみくらぶの破産は旅行業界にとっても大きな出来事となっています。
大手はまだいいとして格安ツアーを取り扱っている旅行会社は影響が大きいのではないでしょうか。
やはり疑われた目で見られてしまいますからね。

 

旅行会社選びは重要だなと改めて思いました。
安ければいいというものでもなく破産や倒産のこともある程度考えなくてはいけませんね。
トラブルに巻き込まれないようにきちんと吟味する必要がありそうです。


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