悩む人

ふと気がついたら
赤い虫がいることに気がついたことはありませんか?
しかも何匹もその赤い虫が群れています。
なんだか蜘蛛のような赤い虫。
この虫は一体何なのでしょうか。


スポンサーリンク

この赤い虫はダニなんです。
タカラダニという名前のダニです。
赤いダニなので気持ち悪いという気持ちと、こんな赤いダニがいるということは害があるのではと心配になりますよね。
赤いダニの駆除方法や害について紹介します。
赤ダニが発生する原因についても紹介します。

 

赤いダニに害はある?

赤いダニって本当に見ていて気味が悪いですよね。
やはり赤というのが気味の悪い原因でしょう。
もちろん虫が嫌いな人はどんな色をしていても嫌ですけど赤いボディーが恐怖心や不気味感をさらに高めます。

 

まずはこの赤いダニがなにものなのか確認しましょう。

  • 名前:タカラダニ
  • 全長:1mmから2mm
  • 発生時期:4月から7月(5月と6月がピーク)
  • 発生場所:道路、コンクリートの壁面やベランダ、花など
  • 餌:花粉

 

この赤いダニの正体ですが「タカラダニ」という名前のダニです。
なんともすごい名前がついていますよね。
宝ダニって。。。

 

どうやらセミに赤いダニがついていたようなんです。
セミが宝を持っているように見えたことからタカラダニという名前がついたとか。
私達からすると全く持って宝ではないですよね。
むしろ不快に感じてしまいます。

 

赤いダニの全長は約1mmです。
ダニの中では結構大きい部類に入るようです。
確かにこれだけ形がわかるダニって見たことないですよね。
形がちゃんと見えてしまうから余計気味が悪い感じもします。

 

赤くて大きめのダニということでかなり危険なのではと思いますよね。
この赤いダニにものすごい害があるのではないかと。
ダニって噛んだりするっていいますし。
噛まれたら赤いポツポツができて痒くなりますからね。

 

しかし安心してください。
赤いダニは人体への害はほとんどありません。
あんな赤く気味が悪いタカラダニなのに人間への害はほぼないんです。

 

日本では赤いダニに噛まれて血を吸われたとか痒くなったとかの報告は件もありません。
ただし「ほとんど」と記載したのには理由があります。
アメリカではタカラダニと同じ系統のダニによる害が報告されたことがあるとか。

 

しかし日本では赤いダニの害で人体に影響したという報告などはありません。
もしかすると日本とアメリカの赤いタカラダニは少し種類が違うのかもしれません。
日本に住んでいる限り赤いダニの害はないようです。

 

とはいえこの赤いダニがこれほど多く発生しているのはそれほど古くありません。
赤いダニをよく見るようになったのは1980年以降のようです。
ですので生態もまだ良くわかっていないようなんですよね。

 

現在のところ日本では赤いダニの人体への害は報告されていませんが、生態が明らかになったらなにかしら害が発見されるかもしれませんね。
体内に有害なものがあるかもしれませんしね。

 

赤いダニは今のところ人体への害はないのですが他への影響があります。
間違って赤いダニを潰してしまった時です。
赤いダニから出た体液が布などに付着するとシミの原因になるんです。
しかも結構頑固な汚れになります。
ですから赤いダニを発見しても潰さないように注意しましょう。

 

それと赤いダニは衛生面でも心配ですね。
万が一室内で赤いダニを発見したときに知らぬ間に私達の体に入ってしまう可能性があります。
赤いダニの体内に有害な物質があったとしたら大変ですからね。

 

さらに精神的にも良くないですよね。
なんだか赤いダニが何匹もいたら気持ち悪いですし。
ゾクゾクしてしまいますよね。
赤いダニがいることによってストレスにもなってしまうという害があります。

 

日常の生活に私達の生活においても弊害があります。
それは洗濯です。
結構ベランダとか物干し竿に赤いダニがいることがあるんです。
せっかく洗濯したのにということにもなりかねませんし赤いダニがベランダにいるから洗濯物を外に干せないということもあります。

 

赤いダニであるタカラダニは人体への影響はいまのところ報告されていません。
人体への影響がない以上、共存するというのも一つの手です。

 

赤いダニは4月から7月に見ることが多くなりますがピークは5月と6月の2ヶ月です。
この2ヶ月だけ我慢すれば共存できるとも言えます。

 

赤いダニと共存するのもいいでしょう。
しかしどうしても赤いダニを駆除したいという人は次に読み進めてください。
赤いダニの駆除方法を紹介します。

 


スポンサーリンク

赤いダニの駆除方法

赤いダニを駆除の方法を紹介します。
まず最初に赤いダニは絶対に潰してはいけません。
赤い体液がシミとなってしまいますからね。
赤くなってもいい場合は潰しても大丈夫です。

 

赤いダニはいろいろな場所に発生します。
しかも大量に発生することが多いんです。
1匹や2匹ではなく10匹以上いることも普通にありますからね。

 

となると赤いダニの駆除の方法も場所によって異なります。
同じ方法では赤いダニを駆除するのが難しいという場合もありますからね。

 

赤いダニの発生場所それぞれの駆除の方法を紹介します。

道路

家を出たところの道路に大量の赤いダニが・・・
こんな光景を見てしまうと一気に気分が悪くなりますよね。
害はないとしても嫌な光景です。

 

道路に赤いダニがいる時の駆除方法は水で流すです。
蛇口にホースをつけて強めの水で流してしまいましょう。
すぐに流れて赤いダニはいなくなります。

 

水で流すということはその場にいる赤いダニにのみ効果があります。
また同じ場所に発生することがあるのですがその時はまた水で流しましょう。

 

建物の壁面

コンクリートの建物の壁面に赤いダニが発生することがあります。
この時も水で流すのがいいでしょう。
できるだけ強い勢いで流すようにしてください。
水の勢いを強めるのはその場にいる赤いダニを流すだけでなく赤いダニが産んだ卵を流すのに有効です。

 

赤いダニは苔に卵を産む可能性があります。
ですので苔を見つけたら除去するのもいいでしょう。

 

建物の室内

基本的に赤いダニは外に生息しているので家の中に入ってくることは少ないとされています。
しかし建物の室内に侵入してくることもあるんです。
窓を開けていたり網戸でも赤いダニは侵入してきますからね。

 

建物の中で赤いダニを見つけたらほうきで掃いたりしてはいけません。
室内では掃除機で吸ってしまうのが一番いい赤いダニの駆除方法です。

 

1匹いると他にも室内に赤いダニがいるのではと心配になると思います。
その時は食器用洗剤をつけたいらない雑巾で拭き掃除しましょう。
可能であれば野菜や花に使う弱い駆除剤を玄関や窓など家の中と外が通じる場所に噴きかけるのも方法の1つです。

 

車の中

何故か車の中に赤いダニがいることがあります。
窓を開けたりドアを開けた時に車の中に入ってしまうのでしょうね。

 

車の中での赤いダニの駆除の方法も室内と同じです。
基本的には掃除機で吸ってしまうのがいいですね。
車の中だと駆除剤とかは使いにくいと思うので掃除機で吸うのが一番楽にできる赤いダニの駆除方法です。

 

ベランダ

赤いダニはベランダにいることが多いですよね。
おそらくコンクリートを使ってベランダにくるのでしょう。
一軒家でもベランダに多くいますがマンションでもかなり発生します。

 

ベランダに赤いダニがいるときの駆除方法は水で流すです。
もちろん水で流してもいい場合に限りますけどね。
室内に近いので掃除機で吸ってしまってもいいでしょう。

 

物干し竿

物干し竿に赤いダニがいると本当にやっかいです。
見つけた途端、干すのが嫌になりますからね。
そのまま干すわけにもいかないですし。

 

物干し竿に赤いダニがいる場合の駆除方法は基本的には他と同じですね。
水で流すことができるなら水で流しましょう。
いらない雑巾で拭いてしまっても大丈夫です。
綺麗に何度も拭いてしまえば色が洋服などに色が付くこともないでしょう。

 

赤いダニの発生する場所別に駆除方法を紹介しました。
赤いダニは水で流したり掃除機で吸ってしまえばいいんです。
結構簡単ですよね。
しかし上記で紹介した方法はその場にいる赤いダニの駆除方法です。

 

どういうことかというと赤いダニは卵を産んでいる可能性が高いんです。
ですのでその場の赤いダニを駆除したとしても時間が経つとまた赤いダニが発生してしまったということもあります。

 

赤いダニの卵を駆除するのは結構大変です。
赤いダニは苔に卵を産むと言われています。
ですので苔を見つけたら除去してください。
苔を育てている場合は別ですが不要な苔ならば抜いて捨ててしまいましょう。

 

赤いダニはコンクリートやコンクリートの隙間にも卵を産んでいる可能性があります。
強い勢いの水で洗い流しましょう。
高圧洗浄機がある場合は全体的に綺麗にし隙間も丹念に洗浄してください。

 

さらに駆除剤を噴出しておくのがいいでしょう。
流石に建物の全体に駆除剤を使うわけにはいかないので、赤いダニがよく発生する場所や家のドアや窓枠などに駆除剤を使うようにします。

 

駆除剤の種類は注意しなくてはいけません。
駆除剤を噴出した後にしばらく効果が残っている必要があります。
ピレスロイド系エアゾールというのが残効性があり向いています。

 

アース製薬が出している「虫コロリアース」ってありますよね。
使ったことなくても名前は聞いたことがあると思います。
対象の害虫に赤いダニであるタカラダニの記載はありませんが「虫コロリアース」は効果があります。
他にも似たような駆除剤が各社から販売されています。

 

一軒家であれば自分の判断で赤いダニの駆除ができますよね。
しかしマンションだと難しいこともあります。
ベランダに赤いダニが発生していると他の家でも発生していることが多いですからね。

 

その時は周りの家と協力する必要があります。
日にちを決めて赤いダニの駆除をしましょう。
その方が効率的に赤いダニを駆除することができますよ。

 

赤ダニの発生原因とは

赤いダニが発生する原因とはなんなのでしょうか。
1980年以降に赤いダニであるタカラダニが多く見られるようになったと言われています。
ですので生態がまだよくわかっていないようなんです。
つまり赤いダニの発生原因も現在のところ不明です。

 

赤いダニは花粉を食べると言われています。
土の地面が少なくなりコンクリートが多いですよね。
都会と言われる場所でなくてもコンクリートが多いです。

 

コンクリートの隙間に苔が生えることって結構あります。
苔には飛んできた花粉が付着し易いんです。
なので赤いダニは苔に生息したり卵を産むのではないかと言われています。

 

赤いダニの発生時期も4月から7月と言われていてピークは5月と6月です。
ちょうど花粉が多い時期でもありますよね。

 

梅雨の時期が終わると赤いダニもいつの間にかいなくなっています。
これは梅雨の雨で赤いダニが流されるからではないかといわれています。
それほど弱い生き物ということですね。

 

赤いダニは害はないと言われていますがやはり目にしてしまうと気持ちのいいものではありません。
洗濯を外に干すということも難しいですからね。

 

ちょうど梅雨の時期に大量に赤いダニは発生します。
貴重な梅雨の晴れ間に外に洗濯物を干せないというのはキツイですからね。

 

部屋干しでもいいという人は無理に赤いダニを駆除する必要もないでしょう。
期間限定なので時期がくれば赤いダニはどこかにいなくなっています。
しかしどうしても不快だという場合は赤いダニを駆除しましょう。

 

まとめ

赤いダニの駆除の方法についてでした。
赤いダニはタカラダニという種類のダニです。
弱いので水で流すだけでも駆除することもできます。
根本から赤いダニを駆除するには大変かもしれませんが不快に思って仕方ないという場合は高圧洗浄機や駆除剤を使って赤いダニを駆除しましょう。

 

赤いダニは人体に害はないとされています。
しかし生態がはっきりしていないため絶対に害がないとは言い切れない状況でしょう。
日本では赤いダニで害があったという報告は現在のところないようです。

 

ただし赤いダニが潰れてしまうと赤いシミになります。
直接人体に影響がなくても洋服や布団などに影響があることがあります。
他にも赤いダニがいるせいでストレスが溜まるなどあるでしょう。
そういう場合は赤いダニを駆除するようにした方がいいでしょう。

 

赤いダニが発生する原因もわかっていません。
同じくまだ生態がはっきりしていないからです。

 

赤いダニの発生のピークは5月から6月です。
家の中には入れないように予防したほうがいいですね。


スポンサーリンク