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8月って長いなーと思ったことがありませんか?
31日まであるのもその理由の1つですが、
8月には祝日がないのも大きな理由の1つです。
2015年までは日本の祝日の日数は15日間でした。
しかし山の日できたので16日間になります。


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もしかすると山の日ができたのを知らない人もいるかもしれませんね。
山の日は2016年から祝日になります。
山の日の日付は8月11日です。
やっと8月に祝日ができました。
山の日はなぜ8月11日なのでしょうか。
山の日はいつから祝日になると決まっていたのでしょうか。

 

山の日はなぜ8月11日なのか

もしかすると山の日が祝日になることを知らなかった人もいるでしょう。
2016年のカレンダーを見て初めて知った人も多いですよね。
私も少し前に知りましたが突然山の日ができたので驚きました。

国民の祝日が増えるのに山の日はそこまで周知されていないように思います。
周知しているのかもしれませんが認識は薄いですよね。
新聞やテレビでの報道も単発的だったように思います。

しかし8月に祝日ができるというのも嬉しいものです。
これまでは6月と8月は祝日がなくて憂鬱でしたからね。
祝日があるのとないのでは気分が全然違ってきます。

仕事によっては祝日は関係ない人もいるでしょう。
しかし祝日が増えればお客さんなんかも増えますからね。
お店の売り上げも増える可能性もあります。

山の日は8月11日です。
しかし山の日はなぜ8月11日になったのでしょうか。
いきなり山の日の祝日ができても由来とかわかりませんよね。

国民の祝日に関する法律である祝日法には
山の日に関して以下のように記載されています。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」

山の日という祝日の名前通り山に親しみ感謝しましょうということですね。
確かにこれまで海の日はありましたが山の日は祝日としてはありませんでした。
海の日があるなら山の日もあっていいのではないかということなのでしょうか。

山の日がなぜ8月11日になったのか調べてみました。

以前から日本山岳会や全国の団体や自治体が山の日の制定を働きかけていたようです。
実際以前から各地方では山の日というのがありました。
もちろん祝日ではありませんけどね。

8月8日のやまなし山の日や2月23日の富士山の日などです。
県レベルや市町村レベルでは山の日は以前からあったということです。

山の日を祝日にしようという意見が多く、
その声に応えて議員連盟が設立されます。

山の日をいつにしようかという議論が重ねられました。
6月上旬や海の日の翌日なんかも候補に挙がったようです。
日曜日を祝日にするという案もあったようですよ。

山の日は一度8月12日に決まりそうにもなりました。
8月12日を山の日として祝日にすればお盆休みと連続するからです。
しかし8月12日は1985年に起きた日航機墜落事故が発生した日でもあり、
このような日を祝日にするのはよろしくないとされました。

そして最終的に山の日は8月11日に決定しました。

山の日を8月11日に決めるには過去の歴史なんかも考えられていたんですね。
確かに悲しい事故があった日を祝日にするのも嫌ですからね。
山の日がなぜ8月11日になったのかというとこんな由来があったんですね。

現在は8月11日が山の日となっていて固定された日が祝日です。
しかし祝日の中にはハッピーマンデーがあって日付が変動する場合もありますよね。
山の日に関してもいずれはハッピーマンデーになる予定があるようです。
しかししばらくは8月11日が山の日ということで祝日になります。

 


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山の日はいつから祝日になると決まっていた?

私達からすると山の日は突然できて祝日になったように思いますよね。
ではいつから山の日が祝日になると決まったのでしょうか。
それほど前のような気もしませんがその辺も調べてみました。

山の日に関する意見があって議員連盟ができたのが2013年4月です。
いまから3年前ということになりますね。
もちろんもっと前から山の日に関する意見はあったことでしょう。

議員連盟ができてからは以外に早く実施されているという印象ですね。
2014年3月に各党が共同で衆議院の国会に提出します。
衆議院で可決され参議院に送られました。

2014年5月に参議院でも山の日に関する改正祝日法が可決されます。
ということは2年前ということになりますね。

もちろん衆議院と参議院で可決されてすぐにその年から山の日が実施とはいきません。
実際に山の日が実施されるのは2016年からということになりました。
そして2016年1月1日に施行されました。

2014年時点で山の日として8月11日が祝日になったのが決まりましたが、
私達からするといつから祝日になるんだという感じでしたよね。
というよりも山の日が祝日になる事自体が2014年時点では知りませんでした。

もちろん知っている人もいたでしょうけどほとんどの人は知らなかったのではと思います。
祝日が増えるということは私達にとってもかなり大きなことなんですけどね。

山の日が祝日に決まった時にメディアがあまり大きく扱わなかったのか。
もしくは私達がそれほど関心がなかっただけなのか。

山の日が祝日になると嬉しいと思う人も多いですが、
別に祝日にしなくてもいいのでないかという意見の人もいますからね。
私は祝日が増えると単純に嬉しいんですけどね。

 

山の日でお盆休みが増える?

8月といえばお盆休みがありますよね。
企業によってはお盆休みは関係ないということもありますが、
お盆は一斉に夏休みにする企業も多いです。

お盆休みは一般的に8月13日から8月16日までです。
そして山の日は8月11日となります。
ということは8月12日が平日だとしても有給を使うと最低でも6日間の連休です。

山の日は祝日なので日曜日と重なると振替休日となりますよね。
この場合は翌日の月曜日が振替休日になるでしょう。
火曜日から金曜日がお盆休みとなります。
山の日とお盆休みで有給を使わなくても9連休ということになるんです。

こんな夢のような連休が何年にくるのか気になるところです。
山の日が日曜日と重なるのは以下の年になります。

  • 2019年
  • 2024年
  • 2030年
  • 2041年
  • 2047年

山の日はいずれハッピーマンデーになる予定ということなので、
現実的には2019年ですかね。
2024年ももしかすると山の日が日曜日と重なるかもしれません。
お盆休みがある人にとってはかなりの朗報ですね。

有給がなかなか消化できなくて余るという人もいると思います。
そういう人は普通に平日に有給をとって夏季休暇1週間とかできますよね。

しかし有給があまり残っていない場合や使えない場合は、
1週間まるっと休みになるということも殆ど無いですからね。

山の日がいつハッピーマンデーになるのかは現在わかりませんが、
2019年には有給を使わないでも1週間休みという連休があるかもしれませんね。

1週間休みだったらいろいろなことができますからね。
実家に長く帰ってもいいですし旅行もできます。
国内旅行だけでなく海外旅行にも行ける日数ですからね。
山の日とお盆休みをうまく利用して有意義に8月を過ごしたいものですね。

 

まとめ

山の日はなぜ8月11日なのかの由来についてでした。
祝日のない6月も一時候補に挙がりましたが、
最終的には8月11日が山の日と決定しています。

山の日がいつから祝日に決まったのかというと2014年です。
衆議院と参議院で可決され成立しました。
山の日が実施されるのは2016年からです。

山の日とお盆休みについても紹介しました。
山の日が日曜日なら月曜日が振替休日になります。
火曜日から金曜日までお盆休みとなるので、
有給を使わなくても最大で9連休となります。

お盆休みがある人は夢の9連休ですよね。
お盆休みは関係ないという人にとっても、
いまよりは有給を取りやすくなるでしょう。

山の日をうまく使って8月を有意義に過ごしたいですね。
今後山の日には様々なイベントも開催されます。
イベントに参加して山の日を実感するのもいいのではないでしょうか。


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